浅草伝法院の絵馬寺宝展と庭園拝観

上野探訪の後には浅草へ向かいました。上野公園からは台東区のコミュニティーバス、めぐりんに乗ってゆくとあっという間に雷門通りまで到着します。
途中、かっぱ橋商店街も通ってスカイツリーが良く見えたりと次回はめぐりんに乗って町探訪をしてみたいですねぇ。
さて、浅草寺は相変わらずの大賑わいです。


まずはご参拝。


そして、今回はちょっと珍しいところに行ってきました。
伝法院の絵馬寺宝展と庭園拝観です。

伝法院庭園は普段は中に入ることが出来ないのでこれは貴重です。
五重塔横にある特別展示館で絵馬を拝観します。現在、浅草寺に現存する絵馬、扁額は約250点あるそうで今回はその中でも選りすぐりものが展示されておりました。

まず、びっくりするのは絵馬の大きさです。畳2.3畳はあるんじゃないかと思うくらいの大きな絵馬がたくさん飾ってあります。
大きさも凄いですが、彫刻で作ったり、浮かし彫りで立体感を出したりと贅をこらした絵馬が並んでいました。
奉納者のなみなみならぬほとばしるような観音信仰の篤さを感じます。

中でも目をひいたのは歌川国芳の大絵馬、浅茅が宿一つ家を題材にした絵馬に引き付けられました。絵馬の制作は有名どころの一流絵師や彫刻師に依頼することも多かったようですね。

絵馬を堪能した後には庭園を見学しました。
いつも通る喧騒のにぎわいの仲見世の横にこんな静かな場所があるとは夢にも思っていませんでした。
作庭師で名高い、小堀遠州の築庭の美がそこにありました。
くるりと1周を回ることが出来る廻遊式庭園です。

本坊横ではお茶をふるまっていただきました。

ここからもスカイツリーが見えます。


庭園の中には池に満ちた水のようなのんびりとした時間が流れておりました。

おまけ

浅草寺のおみくじは凶が出やすいらしいという噂を聞いておみくじを引いたら見事に出してしまったわたしです。しかも相方の母親も凶を出してしまうというすごい話ww
凶の連鎖は私らだけにとどまらずにお隣で参拝に来ていた団塊おじさん3人組も2人が凶を出したと騒いでいました。
ここまで凶が出ると禍(凶)転じて福(大吉)になりますねぇw