海の中の神秘の生き物達

私は図鑑が好きであります。子供の頃にみた恐竜図鑑とか海の生き物図鑑や植物図鑑がとても好きでよく空想をはせながらぼけーっと見ていたもんです。

文章で入っていくよりも視覚でダイレクトに図鑑などの絵はきてくれるので単純な私のお脳にはとても印象に残るんですね。解説などを読んでもとてもわかりやすい。そして動くものよりも一瞬止まったもの、題材のここ一番!という場面を凍結している絵や写真に心を惹かれてしまうのです。

本を選ぶときに今でも写真や絵の入ったムック本をとっかかりにしていることが多いです。例えばとても難しい本(私の頭の許容を超えたものですが)などを読む枕、興味を呼び覚ますためにムック本から入って本編の本に入るという作業をすることにより、視覚での予備知識が出来て、本を読み進めるのもその場面が頭に浮かんできてとても楽しくなります。

大人になって図鑑などはあまり見なくなったのですが、荒俣宏氏の本に出会ってからまた図鑑に関して大変興味を持つようになりました。

アラマタ図像館〈4〉「庭園」 (小学館文庫)

アラマタ図像館〈4〉「庭園」 (小学館文庫)

怪物、解剖、庭園、海底、エジプト、花蝶などのシリーズになっており中でも「海底」と「庭園」はとても素晴らしい絵の数々に心奪われました。大きさも文庫本で手のひらサイズ、いつでもどこでも開いて夢の世界に誘い込まれます。

「庭園」は植物画の紹介なのですが、精密に描かれた花たちと背景の美しさは秀逸です。花びら、葉っぱが一枚一枚が丁寧い描かれていて本当に素晴らしいです。
中には咲いている植物と背景が一致しない(そこに咲くことはない)ものもあって後に修正が加えられているものもあったりと見比べも楽しいです。
南国の花、ゴクラクチョウ、アンスリウムなどのド派手な花が私が好きなんでそのイメージ通りの図像は本当に感動しました。表紙の夜の女王という花、一度本物を見てみたいものです。

「海底」は海の中の珍しい深海魚やらを彩色豊に表現した図像です。海の中もまた神秘の世界ですね。私は海水浴かむかーしボディーボードをちょっとかじったくらいで海の中というのもまた未知の世界ですからこういう図像を手がかりに子供のころの図鑑をみたどきどきわくわく感が蘇えってきます。

海中の世界に興味があったのですがなかなか写真を見る機会がなかったときに↓のHPに出会いました。

     水中ナビゲーター・ヤスの「海中紀行」
http://www.geocities.jp/uminavi_yasu/opening/opening.html
管理人のヤスさんが宮城女川を中心にして沖縄や三宅島などの美しい海の中の生き物などを写真に収めていらっしゃいます。写真と図像を見比べてみるというのが私の楽しみ方です。
真夜中にパソコン開いて海中の世界を楽しんでいると夜の静寂さと重なってふかーく心地よいんですね。そんで図像もごそごそ出して見比べるという・・・あっ単に私が暗いだけですが(笑)

御蔵島のイルカの接近写真はこんなに近くで撮れるのー!と本当に感動しました。

余談ですが、私は「あんこう」が苦手です。雑食性なのに(泣)一度、あんこう鍋を鹿島から取り寄せて食べてみたら見事にしびれました・・・orzカジキマグロなどのアレルギーがあるのは聞いておりましたがまさか私があんこうアレルギーとは。リベンジしたいのですがアレルギーは蓄積されるそうであんこう鍋はそれを最後に封印されました。