素人パン作りの日々
一昨年に買ったものでよかったと思うものはホームベーカリーです。今までは手でこねて頑張っていたのですが、腰痛と肩こりがひどくなってパンこねをすることが出来なくなってしまいました。少しこねて冷蔵発酵という方法や村上祥子さんのレンジパンなどの方法も試してみたのですが、味がイマイチ・・・・。このままもう辞めちゃおっかなというときにホームベーカリーの存在を知りました。
MKというメーカーのHBD816です。価格も一万円弱だったので購入を決めたのですが、近場で販売店がみつからなくて、メーカーさんに直接電話をして送ってもらいました。届いてから包みを開けて早速おそるおそる材料を入れて作ってみると本当に食パンが出来てしまったのです。これには感動してしまいました。ホカホカの焼きたてパンが出てきたんですもん。ホームベーカリーがこねも焼きも全てやってくれるんです。しかも時間をかけて焼くのでイーストの量も少なくて香りの良いパンが焼けてしまうのは本当に嬉しかった。
パンを焼くにはイースト菌のほかにもホシノ天然酵母や白神こだま酵母、パネトーネーマザー、そして自然の果物から自分で作る天然酵母などがあります。
ホシノ酵母にも一年ほど挑戦をしていたのですが、種おこしに時間がかかってしまい、変なところで凝り性なので材料も自然食品で国産小麦や胚芽などを買い求めて行ってだんだん日常に食べるパンとはかけ離れていき、自己満足の世界になったので辞めてしまいました。
「健康に良いから」ということで味よりもそちらを重視していくようになってしまったあるときにふと思ったのは「美味しいパンを作るんじゃなかったのか?」と。そう思ったら健康志向への情熱が冷めてしまったのです。
以来、自分の手に届く範囲での材料で作るようにしています。真っ白い小麦粉は身体に悪いなんて思わなくなったので(やっぱり美味しいです)好きなパンを楽しんで作れるようになりました。
ホームベーカリーを導入したことによってこね作業の問題も改善されて今は気ままにパン作りを楽しんでいます。気ままに無理に頑張らずに出来ることが継続できたひけつではないかと思います。
ホームベーカリーのレシピは上田まりこさんのHPに大変お世話になっています。
Home Bakery まりの部屋 http://mari2.net/
いろんなジャンルのパンのレシピがあってとても美味しいものばかりです。
また、ホームベーカリーではこねるだけの作業も出来るのでこねが終わった後にオーブンで焼くことも出来ます。
- 作者: 田辺由布子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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田辺由布子さんのこの本のレシピの中のインドネシアのバターロールを今日は作ってみました。味は一番、見た目は二番ってまさにそんな感じです。このレシピはバターが少なくて、スキムミルクがいっぱい入っているから甘さがほんのりとしていてしかもどこか懐かしい味わいなんですね。卵も入っていないのでこれでバターロールなのかな?とも思うのですがとっても美味しいです。
アレンジで中にはプロセスチーズが入っています。中からなんか出てくるとなんとなく楽しい気分になりませんか?
田辺さんの本は他にもフランスパンの作り方などのものもあるのですが、本当に作りやすくまたとても美味しいものばかりでお気に入りです。