魔法使いのおじさん

ご縁を大切にしているのですが、本当にご縁というものはどこに転がっているかわかりません。いつもアンテナを立てておかないと目の前にあるとっても素敵なご縁が見つからないないのかもしれません。

以前にも書きましたが文通が趣味でした。今から10年位前まではのどかな時代でして雑誌の文通コーナーに掲載をしてもらって文通仲間を募ったものです。もっと昔は住所と名前が記載していたりしていましたがこの頃は編集部回送システムがとられておりました。そんな文通コーナーで知り合ったおじさんが一人います。某オカルト雑誌(今も刊行しています)でハワイの神々の神話について話し合える人募集という極めてマニアックな募集をしたところお手紙を頂きました。極めてマニアックなのでこのおじさん一人だけです。

年齢差倍以上の方とのちょっとみょうちくりんな文通が始まったわけですが、私の知りたいことを知っていてくださってとても楽しい文通でした。文通をしばらく続けた後でその当時下手な絵を描いてましてそれが合同展覧会で都内のギャラリーに出せることになり、おじさまに一応こんなの描いてますと招待状を出したのです。

開催日時は10日間でしたので仕事が休みの日に自分でも会場に行きました。芳名帳を見たらどっかで見た名前?なんとそのおじさまが調度見に来てくださっていたのです!まさか見に来てくださるとは思ってもいなかったので本当にびっくりしました。
わざわざ出向いてくださったことがとても嬉しかったです。

それ以来更に楽しい文通や電話連絡を続けています。
その後もびっくりした話があって知り合いがフラダンスのショーやるから都内まで出ておいでって言われて言ってみたら、私が敬愛する「サンディー」のショーだったのです。主催者の方と知り合いだとかで・・・・いや全くそんな話は知らなかったので目の前でサンディーに会えるとは感激してしまいました。
サンディーは私の憧れの女性なのです。女性らしいしなやかさを持ちながらパワーのある踊りそして心地よい歌声の方。いつか会ってみたいと思っていたら本当に実現してしまって・・・しかもお話までさせていただいて願いはどっかで叶うものだなとここでも思いました。

ザ・ベリー・ベスト・オブ・サンディーズ・ハワイ

ザ・ベリー・ベスト・オブ・サンディーズ・ハワイ

そんなわけで私にとってはそのおじさんは魔法使いのおじさんなわけです。
少し距離があるのでなかなか会えないのですが年に一度位電話をくれます。思い出しているときに調度電話くるから魔法使いだと思ってしまうのです。
昨年は離婚など過去の出来事振り返りそして自己反省をし、自分と向き合いもう一度生きなおしてみたいと思ってガラクタを片付けているときに電話をもらいました。
「35歳っていう年そういう年なんだよ。きっとうまくいくから大丈夫」と言われました。
このことば通り昨年は本当に自分にとって再出発の一年となりました。
今年の始めに電話を貰ったときに昨年の出来事を話したら
「そう思っていたから。今年ももっと良い年になるよ」って。
ハイ、来年もまた良い報告が出来るように本日も頑張っています。
そしてアンテナがいつもシャープでいるように感性豊に生きていこうと思います。