偏愛マップ

小学生の甥っ子がいるのですが、小学校の授業では音読というのがあるそうです。じゅげむは落語の話なんですが、甥っ子がすらすらといえるので習って私も暗記をしてみることにしました。いやー頭カチカチなんですね。ぜんぜん覚えられません。いろいろ考えたあげく紙にじゅげむの文句を紙に書いて一節ずつ暗記してまた始めからそしてまた次と繰り返しで覚えていきました。途中甥っ子に「そこ違うよ」とダメだしもらいながらも一時間でなんとか覚えました。不思議なもんで覚えるとすらすらと言えてしまうのですね。

声に出して読みたい日本語

声に出して読みたい日本語

江戸時代までは日本人は音読だったとか。確かに大人になってから声に出して読むなんてしなくなりました。いい文章は声に出しても耳心地が良くてリズムがあるのですね。
歌を歌う(適当な曲にしてしまう)っていうのもありかもなと思いました。じゅげむも最後の方は歌みたいなリズムが入ったときにすっと覚えました。

日本語の大切さを教えてくれる齋藤孝さんですが、とても面白い本があります。

偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド

偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド

自分の大好きなものを一枚の紙に書き出していくというものです。何人かで作り見せ合うと意外な共通点が発見されておお!と思わず感激してしまうことや意気投合することもある魔法の紙です。
私も作ってみたのですが、これは自分のことを知る再発見の魔法の紙になりました。何気なく書いていった大好きなものが支離滅裂のような組み合わせながらも並べてみると道筋があったのです。一つのキーワードから枝分かれしていくのが見えたのです。とても面白かったです。意味不明と思われていたものが全部収まったのは感動ものでした。

↓のアドレスに偏愛マップの作り方などがあります。作ってみると本当に面白いですよ。
http://www.nttpub.co.jp/henaimap/index.html

例えばプロレスファンっていうのはマイノリティな趣味になるので公言している人は多くありません。私は公言しているのですが、話しをした後で隠れファンなんですといわれることがあります。勇気を出して言ってくださったから「同士よ!」と意気投合できますがどちらも言わなかったら多分そのまま隠れファンのままだったと思います。偏愛マップにはそういう人達との出会いを与えてくれるきっかけ作りに大いに役立つのだろうなと思います。