藤岡市鬼石町の鬼石神社と三波石渓

ガイドブックをみていたら藤岡市鬼石町という地名が妙に気になりました。鬼石町にはこんな伝説があるそうです。

「 昔々、御荷鉾山に住んでいた鬼が人里へ下りてきては田畑を荒らし、人々に危害を加えていました。困り果てた村人は、旅の途中で立ち寄った弘法大師に退治を懇願。大師が読経し護摩をたくと、鬼はたまらず大きな石を投げ捨てて逃げ去ったそうです。その石の落ちた場所が鬼石町と伝えられ、石は鬼石神社のご神体として、今も町民の信仰を集めています」鬼石町役場政策推進課

埼玉には嵐山町に鬼を静めた鬼鎮神社がありますが、ほど近いお隣は地名までもが鬼石というので興味津々。
早速、鬼石神社に行ってきました。

鳥居

拝殿


本殿 この床下に鬼石があるそうです。

拝殿の周りの装飾が見事でした。
一説によるとここは将門様とも関わりがあるとか。こちらも興味が尽きません。
将門ブログ↓
http://blog.goo.ne.jp/shuban258/e/05e34b4b4a7a26c066de0592438856a4

さて続いては下久保ダムにある人造湖である神流湖の上流にある三波石渓谷です。三波石渓谷とは巨岩、奇石が約1キロにわたって続く渓谷です。
48個の石には名前や由来があるのだそうです。

上流の駐車場から下りていってみると見事な景色が広がっていました。

そういえば、鬼石町の川沿いにはやたら石の採掘場やら、庭石のお店が立ち並んでいました。石の産地なのですね。