黒鉄ヒロシのマンガ「新選組」
学生時代の歴史の授業を江戸時代初期で挫折したmonksiiruですorz 覚えることがありすぎて頭の許容を超えました。
そんな私が2年前のGWに会津若松に行った折に調度、大河ドラマ「新選組!」が放映中ということで会津武家屋敷を訪ねた際に新撰組の特別展示に遭遇。自体は一変しました。
一緒に行った人が幕末歴史に詳しい人だったので名ガイドの案内の中、会津若松城や白虎隊自刃の場、飯盛山などを見学してもう一度歴史を勉強しようと思い立ったわけです。
まず帰って読んだのが司馬遼太郎の「燃えよ剣です。確か上下巻二日で読んだ記憶があります。そんでこれを史実を思ってしまったわけです・・・後日それを言ったら「あれ司馬先生の脚色あるから」と聞いてorzでは本当の話ってどうなの??
- 作者: 梶原一騎,原田久仁信
- 出版社/メーカー: コミックス
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そういえばプロレス名作マンガ「プロレススーパースター列伝」も実話と信じていてメキシコの一流レスラーはみんなヘビの穴出身を信じておりました。タイガーマスクもここ出身だから強いのねと(初代タイガーマスクは私のヒーローです)友達に言ったら「あんたあれ信じていたんだ」とあきれられました。このマンガ今、読んでもいい話満載でまた連載して欲しいなって思います。今のレスラーの話で書いて欲しいですわ。
その後ドラマ新選組!のおかげでいろんなムック本が出版されて新撰組のことを詳しく知ることができたのできっかけをくれた司馬遼太郎先生と名ガイドには大変感謝しております。
- 作者: 黒鉄ヒロシ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2000/01
- メディア: 文庫
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とてもわかりやすくてシンプル絵と構図がいい味だしてます。実際にたくさんの文献の資料から話の構成、作者自身が新撰組のいた京都などにも取材に行って描かれたそうで素晴らしい出来です。ラストの章のオマージュの部分には最後不覚にも感動のあまり涙してしまいました。本を読むのが苦手という人ならず一読の価値ありのおススメ本です。
クイズダービーの回答者の人という安直なイメージだったんですが目からウロコでした。
新撰組からみで余談ですがもうひとつ。
甲州勝沼に於て近藤勇驍勇の図 1868(明治元)年 月岡芳年画 小島資料館蔵
という錦絵があります。勇ましい近藤勇の姿の描かれている一枚です。
作者の月岡芳年も幕末から明治を行き抜いた浮世絵師で私はこの人の絵が好きで昨年は東京国立博物館まで見に行ってきました。浮世絵の話はまた次回にでも。
本日のアップ写真は迷彩テディです。
布で作ったのでやややせこけてしまったのが残念ですが、おなかの中にギミックとして鈴が入っていて振るとほろほろと音がします。