70年代におこった心霊ブーム

ネットで心霊スポットのHPを見ていたら私の勤務する会社の最寄駅の周辺は心霊スポットらしいと判明しました。駅のロータリーでは事故死した男性のさまよえる魂がぐるぐると周回していて成仏できずいて、駅のロータリーの良く利用していたメガネの紳士のファーストフードの唐揚げ店では2階の客席にて幽霊が住み着いていたとか。確かにいつもすいていた記憶がありますがそれは幽霊のせいだったのか!そのほか現行で近隣マンションにて幽霊話が浮上しております。
更に私の通勤ルートの真ん中あたりに位置する交差点は幽霊目撃談が多く、我が家からごく近い線路の踏み切りは昔、飛び込み自殺のメッカで有名だったそーです。
他にもたくさん心霊スポットがあってご近所にそんなにあるのかいなーとある意味感動しました。ちなみに怪異は何もないです。私ってば肩に外人さんの霊を乗せても気がつかない鈍感なんで気がつかないんでしょうね。
ほんのり怖い話「新耳袋」 - monksiiru(もんくしーる)の日記
今、思えばロードウォーリーアーズのダブルインパクト状態だったわけでまぬけで怖い絵面なんですが・・・・。

例えば、こんな風に写真に撮れたりしたらそれはそれで怖いなと思います。

恐怖の心霊写真集―あの世からの来訪者たち (二見文庫―二見WAi WAi文庫)

恐怖の心霊写真集―あの世からの来訪者たち (二見文庫―二見WAi WAi文庫)

アマゾンのレビュー見ると小中学生に大ブームとだったとあります。初版発売が1977年だったから私はどんぴしゃでブームに乗っていました。中岡俊哉先生はこのムーブメントを作った立役者ですね。
世界の心霊現象にも目を向けていて呪いのホープダイヤとかアグネス・バートンハウスだとか、カイロのミイラの呪いだとかそんな本ばっかり読んでその後に「ムー」ワンダーライフ」を買ったという筋金入りの超常現象教育を受けたお馬鹿な小学生でした(笑)
夏休みになると日本テレビの「あなたの知らない世界」が放映されて夏休みの楽しみだったのも思い出されます。再現ドラマがチープ感漂いながらもちょっと泣ける話もあって新倉イワオ先生のコメントも奮っていてステキでした。今でも規模は小さくなりましたが「思いっきり生テレビ」で夏に心霊特集やっています。お化け屋敷のようなおどろおどろしいオーラはすっかり消えている気がするのは気のせいでしょうか?
あの頃はワイドショーの「三時のあなた」なんかでも心霊写真特集とか恐怖体験、心霊スポット巡りが結構あったんですよね。三時のおやつ食べながら当たり前に子供と母親が見ていたというなんとものどかな時代でした。
テレビ東京の「ミステリーゾーン」っていう番組も良く見てました。これも再現ドラマあったような記憶があります。オープニングやコーナーが終わるごとにガラスの割れる音が聞こえてとても怖い効果音でした。おかげでガシャーン!っていう衝撃音は今でもダメになるほどトラウマを与えてもらいました。

唐突ですが、私はメガネの紳士のファーストフードの唐揚げ店で高校生のときにバイトしていました。ほんの三ヶ月程度だったんですが、油のにおいとスパイスの香りがそのまま記憶に残り、最近までその後遺症でフライドチキンってものが食べられなかったのです。17年経って昨年に何回食べてもダメだったのが「もしかしたらいけるかな」と試しにいただきもののフライドチキンに挑戦。感想は「おいしーじゃん!」やっと普通においしくいただけるようになりました。
ここの怖い都市伝説と言えば・・・足が四本とか六本あるチキンを使っているなんていうのがありましたね。それじゃ楳図かずお先生の

14歳 (1) (小学館文庫)

14歳 (1) (小学館文庫)

だよ(笑)

心霊と都市伝説は口コミとうわさで広がっていき増幅されて感染するのです。

※嬉しい奇遇なんですが、アンテナに入っているREAL LIFEさんも「恐怖の心霊写真集」のブームのときにこの本を買ったそうです。しかも今もご実家にあるとか!いいなー。この本の思いでで最後のページが一番怖かったっていう話を理解してもらえたのは非常に嬉しかったです。どんな写真だったかといいますとロシアかどっかの画家の絵でカーテンの脇に描いた女性がどんどん中央に動いているというやつです。顔がマジで怖いんです・・・。