谷中 瑞輪寺の河鍋暁斎の墓所に墓参り

谷中を散策中にふと思い出したのが、河鍋暁斎のお墓。
テレビ東京で放送されている、「美の巨人たち」で少し前に河鍋暁斎が取り上げられました。
美の巨人たち HP↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/080315/ 
その時に墓所が紹介されていたので谷中に来たら行こうと思っていたのを思い出したのです。
瑞輪寺は夏に行われる三遊亭 圓朝の幽霊画公開で有名なお寺、全生庵の程近くにあると判明。大きな通りから少し奥に入ったところにありました。全生庵には暁斎の描く幽霊画も保存されています。

大きなお寺です。立派な本堂

横に墓地があったので中に入って探してみたのですが、全く見つけられずギブアップ。
寺務所に立ち寄って、お寺の方に案内をしてもらいようやくたどり着きました。

案内の石があってこの奥にゆくと・・・
ありました、河鍋家のお墓です。数多くの名作を残した最後の浮世絵師は明治22年に享年59歳で胃がんで亡くなりました。
やっと念願の暁斎の墓前にて手を合わせることが出来ました。

墓石がちょっと変わっていますよね。これ、自然石をそのまま置いて、一番上の石を蛙に見立てているのだそうです。なるほど、これは蛙に見えます。
蛙の暁斎と言われたくらい蛙大好きだった暁斎は死後も蛙に守られて静かに眠っていました。