川越少年刑務所 CAPIC刑務作業品展示場へ行ってきました。

CAPICという名前をご存知でしょうか。全国にある74の刑務所などの刑事施設の作業所で製作された作業品を一般に販売しているところです。
たまにデパートなどで矯正展などといって祭事として展示即売されているので活動内容は知っていたのですが、更に常設に展示販売をしている場所もあり、最近はネット販売まであると知りビックリ。
CAPIC http://www.e-capic.com/index.htm
私の住む狭山市のお隣、川越市にも川越少年刑務所がありCAPICの展示場があるというので休みに行ってきました。
川越駅のにぎわいから離れて川越市南大塚というちょっとのどかな場所に川越少年刑務所はありました。外来駐車場に車を止めると入り口の守衛さん二人が出てきて、展示場に来たというと正門の中にいれてくれました。刑務所の敷地内ということで警備は厳重です。

展示場は正門のすぐ横の小さな建物にありました。平日の朝9時から午後5時までの営業だそうです。
中に入ると全国の刑務所で製作された品々がたくさん並んでいます。工芸品、家具、靴、日用品などなどいろんなものがあります。刑務所で消費される石鹸、醤油なども作業品としてまかない生産されているそうです。

家具なども欲しいと思っていたので展示家具を実際に見てみましたが、しっかりした作りで価格も市場価格よりも比較的安価です。本棚が欲しいと思っていたので次回ここで購入をしようと思っています。
今回はいくつか小物を買い求めてみました。
まずは三重刑務所の和紙の便箋210円。緑と茶色の罫線がモダンです。

そして、こちらの二点!函館少年刑務所製作のマル獄マークの前掛けと小物入れです。
ネット販売で見て欲しいと思っていたのですが、大人気で数量限定でなかなか買えずにいてまさかここで買えるとは。ほんとラッキーでした。

大人気のため函館少年刑務所だけでは生産が間に合わずに宮城刑務所でも一部作業を請け負って生産をしているのだそうです。そうえいば、職員さんが私が2枚買ったら「どうしてこの前掛けが人気なんでしょうねぇ」と不思議がってましたっけ。和もの雑貨人気もあると思いますが、無骨なデザインが粋で人気の秘訣かと思います。
みかけだけでなく前掛けは酒屋さんや八百屋さんがしているような丈夫な帆布の素材でポケットがついていてと機能性も充分です。値段は1260円。すっかりお気に入りです。

そして、小物入れのほうは一見地味な藍色ですが、中を開けると赤い和布が粋に映えます。


こちらもとても丈夫なのでデジカメなど入れて使っています。730円の値段も和小物にしてはお買い得なお値段です。

周期的にいろんな商品がまた入荷するということなので、家から近いことだしちょくちょくと行ってみようと思います。