狭山市民の手土産菓子・かにやの「ケンキ」

どこの町でも地元の人が必ずどこかに手土産にもっていくという、ご当地手土産菓子があると思います。ここ狭山市でも例外ではありません。
私は狭山市に住むまで全くその存在を知りませんでした(地元の皆さん、ゴメンナサイ)。狭山の当地手土産菓子というと「ケンキ」なんだそうです。相方にはじめてもらって知りました。「ケンキ」は老舗の和菓子店「かにや」で製造販売をしています。 かにやHP↓
http://www.kaniya.co.jp/annai/index.html
狭山市近隣のみでの店舗展開をしているまさにご当地和菓子店ですね。今回は工場店に行ってきました。狭山市柏原の工業団地内にあるかにやの工場裏手にあります。

店内には和菓子をはじめ、クッキーやシフォンケーキなどの洋菓子もありました。ランナップが充実しています。
さて、お目当てのケンキを見つけたので買ってきました。
これがケンキです。1個147円なり。

中を開けるとブッセの柔らかい生地にチーズクリームが入っています。乾きすぎていない生地とチーズ味の酸味の利いたクリームがマッチしていて美味しいです。
大和王朝の頃にこの奥武蔵地域では牛が飼われていて、チーズのようなもの(醍醐でしょうか?)が作られていたことにちなんでチーズクリームをあしらったお菓子が出来たそうです。
ところで何故ケンキという名前なのでしょうか?
 

答えはこのマークです。勾玉がたくさん集まった日輪のようなマーク。

埼玉県の県章は勾玉を16個を円形に丸く集めたもので、この県章を白地に染め抜いたものが県の旗、県旗(ケンキ)ということで、名づけられたのだそうです。
http://www.pref.saitama.lg.jp/what/what_21/2b/2b.html

そういえば、仕事でよく行く県庁に旗があったような?うる覚えです。
狭山市民になったのでこれからは私も手土産にケンキを持ってでかけます。
もちろん自家用にも美味しくいただいています。