文化人形を作ってみました

1月にテレビを見ていたらNHK教育で可愛いお人形が紹介されていました。
番組のエンディングだったようで文化人形という名前のものらしいということが分かっただけでしたが、なんともいえない可愛いフォルムに引き込まれてNHK出版のテキストを取り寄せてみたら、あれはフエルトの文化人形でした。
可愛いのだけれど布で作ってみたいので、ネットを調べてみたら、とても素敵なテキストがあると分かり早速amazonで注文してみました。

リンゴ姫とキンギョ姫。 文化人形と遊ぶ12か月

リンゴ姫とキンギョ姫。 文化人形と遊ぶ12か月

文化人形とは大正から昭和初期にかけて作られた、洋装の布製の人形のことだそーな。そういえば、文化がつくものといえば、文化鍋とか文化包丁なんていうのもありますよね。ちょっとモダンでハイカラなものには文化という名前がつくようですね。

本の中には文化人形の成り立ちや歴史、可愛い写真の数々そして作り方と型紙がついていました。
早速材料を買いに手芸店に行ってみると、顔を作る生地シルクシフォンジョーゼットという生地は扱っていないそうな。
なので楽天市場の生地屋さんにてみつけたので注文。
材料は生地に糸、綿ですがはじめるときにはいろいろ買ってしまいました。

久々の手芸でちょっと時間がかかってしまいましたが、なんとかできたのがコレデス。帽子のボンネットが上手く立ち上がらないですねぇ。

文化人形は自分で顔を描くのですが、これが案外と難しくて手間取ってしまいました。本では手足は絹の生地を使っているのですが、縫いずらそうだったので木綿のシーチング生地を使ってます。


出来上がって気がついたのですが、
なんだか顔が小さいなぁ・・・

もうちょっと顔大きくしてみようと思って作っていったら4体ほどできました。

本の通りにはなかなか出来ないのですが、作っている時間がなんだかとっても楽しいのでついまた作ってしまいます。

増えすぎてしまってどーしよー。

おまけ・・・
実は本を入手する前にネットをみたりしてみよう見真似で作った試作品があります。
これです。

顔が妙に硬いのはシーチングに直接顔を描いたからで、手が長いのは足と同じ長さにしてしまったからです。文化人形は手が短いのが特徴なんですよね・・・。

不恰好ではありますが、なんだか憎めないのが人形つくりの楽しさでしょうか。