生ゴミ堆肥作りと段ボールコンポスト

家庭菜園をして4年目。作物が収穫できるとプランターの土はふるいにかけて天日に干してまた再生をしています。栄養分を取られた土なので肥料を入れてまた新しく使うのですが、今年の夏から生ゴミを堆肥にしていました。
図書館でみかけた園芸雑誌にプランターの土を使う生ゴミ堆肥の作り方があったのでそれを採用。
ホームセンターにてスノコが付いた液肥を取れるバケツ型のコンポストを購入。
自宅で出る野菜クズを中心にした生ゴミを投入して、EMぼかしを振り掛けて1週間貯めてからまた1週間寝かせます。それにプランターの中に赤玉土腐葉土と寝かせた生ゴミを混ぜて上から古土をかけて夏は1ヶ月、冬は2ヶ月熟成して完成です。
  
 
気になることといえば、バケツの中は嫌気発酵なのでバケツを開けたときに独特の発酵臭がすることですねぇ。プランターに開けるときがかなりの臭いです。とはいえここれが1月もすると見事な堆肥になっていて臭いも全くしないのですから驚きです。
出来上がった生ゴミ堆肥も良い肥料になって使えてます。
堆肥を使ってマリーゴールドがこんなにきれいに咲きました。
 
しかし、熟成期間があるのでプランターがいよいよいっぱいになってしまいました。なので次なる手だてを考えていたら段ボールコンポストにたどり着いたわけです。

段ボールコンポストについて調べてみるとバケツ型の嫌気性発酵とは違い好気性発酵でつくるそうで生ゴミも長く投入できるそうな。
これは年末に近くなって活躍できそうです。必要なものを調べてみると・・・・段ボール、基材になるピートモス、もみ殻くん灰、段ボールを置く台になるレンガや網、虫よけのTシャツなどなど。いろんなものが必要だなぁと思っていたら楽天市場にて発見。

株式会社トーホーさんの段ボールコンポスト対策商品セット
http://item.rakuten.co.jp/toho-life/s002dg/

いたれりつくせりの商品内容だったので今回はこちらを購入してみました。
注文から数日で到着。

いろんなものが入ってますねぇ。
入っていないもので買ったのは温度計とスコップです。早速、段ボールの中に不織布のバッグ「つよし君」をセットして基材と発酵材を投入します。乾いていたので水も入れました。これで準備は完了です。

今日出た500グラムの生ゴミです。大きなものは刻んでおきました。

中に入れてザックザクと混ぜます。
  
 
混ぜ終わったら蓋をして置いておきます。中の生ゴミの温度が上がって発酵するそうです。

初日から3日目くらいは玄関中に入れておいたのですが、段ボールの底がかなりしけってしまってブヨブヨになってしまったので通気性をよくするためにも玄関ドア横に置くことにしました。いろんな場所を考えてみたのですが、観察と手入れを忘れないために玄関横が一番良いみたいです。
気温が下がってきたので同梱されていた雨除けのカバーをかけておきました。通気性も良くて保温性もあるようです。段ボールの底はしけることはあってもブヨブヨにはなりません。段ボール内部にある不織布のバッグ「つよし君」のおかげも大きいと思います。

ちなみに我が家の生ごみは野菜くずなどが多いので分解が遅いみたいだったので途中に米ぬかを入れてみました。果物の皮などは大好物らしいのでこちらもせっせとリンゴやミカンを食べていれてみたら温度が上がってきたようです。

気なっていたにおいですが、これが不思議なんですが土のにおいなんですね。まったく臭くないです。それに比べてバケツ型コンポストは堆肥は結構においます。腐敗になることはないのですが、発酵臭は独特のにおいです。夏場は即死状態になるくらい臭かったので土のにおいのする段ボールコンポストはイイですね。

11/16、本日の朝の様子です。2週間分の生ゴミが消えているのは驚きですね。

段ボールコンポストこれからどうなってゆくのか楽しみです。