京都旅行その1 清水寺から六道珍皇寺、六波羅蜜寺まで
12月半ばになって寒くなってきた頃の我が家の恒例になりつつある1泊2日の旅行は今年は京都になりました。
14日の金曜の朝5時半に自宅を出て、新幹線にて京都にたどり着いたのは10時。長旅ではありましたが4年ぶりの京都にやってきました。
天気が心配でしたが、晴れています。
京都駅から市バスに乗って清水寺まで行こうと思ったのですが、バスの停留所には結構な人が並んでいたのでタクシーを使うことにしました。たまたま当たった個人タクシーだったのですが運転手さんにいろいろ京都の町事情などを聞けて面白かったです。料金も950円ほどで茶わん坂の上のほうまで連れて行ってもらえたので助かりました。
さて、坂を上りましょうか。
坂を上がると見えたのが清水寺です。修学旅行以来なので25年以上ぶりです。
高台にあるだけあって見晴らしが良いですねぇ。
本堂に行く前に随求堂で胎内めぐりをしてきました。真っ暗な胎道を歩いて石を見つけて回すとご利益があるそうです。
そして、いよいよ本堂へ。すごい人ですねぇ。
大黒さんがキュートな微笑で出迎えてくれます。
本堂でお参り。
そして、清水寺といえば今年の漢字。
12日に発表された「金」森貫主の達筆なお筆で書かれた一文字が飾られておりました。
そして、本堂から後ろを振り返ると
清水の舞台です。
あぁ絶景かな。
下を見ると音羽の滝が見えます。
下まで歩いていくと清水寺の舞台の下が、これはなんという見事さでしょうか。
清水寺を後にした後には産寧坂(三年坂)を下ってゆきます。
紅葉の見ごろが終わった後なのでのんびりとした雰囲気がなんだかイイですねぇ。
お店のはしごをしたらもう抜け出られない様子なので我慢我慢w
大きな塔が見えてきました。八坂の塔です。
そしてなんだかいい感じのたたずまいのお堂がありました。
八坂庚申堂です。
本堂に三猿を発見。
お堂のいたるところにお猿さんがいます。
たわわに実るような「くくり猿」さん。
次にたどり着いたのは、私が来たかったお寺、六道珍皇寺です。
小野篁が冥土に行くときに使ったという井戸があるお寺です。昔この辺りはあの世とこの世の境目にある六道の辻と言われていました。
見たかった小野篁の木造や閻魔大王の像はお堂のガラス越しに。
そして、垣根越しでしたが篁が毎夜、冥土へ通ったという井戸も見られました。
六道つながりでちょっと歩いてお次は六波羅蜜寺へ。
朱が目にまぶしい美しいお寺ですねぇ。
お参りを済ませてからお目当ての宝物館へ行きました。
みたかったのはアレです。鎌倉時代の写実表現の巧み、空也上人像です。
念仏を唱えた口から仏様が出てくるというアレです。いんや、実物みてもまぁ見事なこと!
平清盛坐像や運慶の地蔵菩薩もまた素晴らしいです。
その2に続く