ハカラメの花が咲きました
金曜日にうちの母親から突然電話がありました。
内容は一言。
「ハカラメの花が咲いたよー」
何ですと!
ハカラメとは葉っぱから芽が出てくる不思議な植物、セイロンベンケイソウ、マザーリーフとも言います。ハカラメとはまさにその通りの葉から芽が出てくるところから呼ばれています。
芽が出てきてその後は夏にグングンと育って勝手に増えるのですが、寒さには非常に弱いので越冬するのが大変でした。
我が家でも4年育てていましたが、昨年の初冬に屋外から取り込み忘れて見事に霜にあたり全滅・・・。
なのでその存在をすっかりと忘れておりました。
そういえば、増えすぎてしまって困ったのでうちの母親のところにも3、4株無理やり置いてきたっけとww
そんなハカラメに花が咲いたというのです。
早速、昨日の午後に母親宅に行ってみると、ベランダの脇にあるよというので見にゆくとひょひょろと伸びたハカラメの木が1本。
色合いがずいぶんと赤茶色くなっています。
どこに咲いているのか一瞬わからなかったのですが、上部のところを見てみると咲いていました。
これがハカラメの花です。
袋上の花弁の下が割れて花が咲くのですねぇ。
色といいなんだかブドウの皮みたいです。
花はもともとほんの小さいつぼみから大きくなったそうで、色も変わってきたので枯れてきたのかと思ってしばらく気がつかなかったそうです。
確かに地味すぎる色で枝と葉と同色ですのでこりゃ気が付かないわ・・・香りも全くありませんしねぇ。
考えてみれば、ハカラメは葉っぱから育つからカラフルな花を咲かせたり良いにおいを出して虫たちを呼ばなくてもいいわけですから、無駄なエネルギーは使わんということなんでしょうかね。
しかし、生命力は旺盛のようで枝と葉のまたに観察すると小さな葉っぱがまた出てきてました。
ハカラメの花、5年目で初めてみることができて感動です。